実機でのテスト環境構築

こんにちわ、さんぽです。

実機てテストを行う際の証明書等を作成する手順です。

※登録が初回か、二回目以降かで若干処理のが変わるそうです。

 今回は初回時の登録方法になります。

①証明書を作成します。

　※初回時のみ必要

　・キーチェーンを起動します。

　　Launchpad→その他→キーチェーンアクセス（Macにより場所は異なります）

　・メニューバーから「キーチェーンアクセス」→「証明書アシスタント」→「認証局に証明書を要求」をクリックします。

     メールアドレスを入力し、「要求の処理」を

　　「ディスクに保存」

　　「鍵ペア情報を指定」

　にして「続ける」をクリック。

　・ファイル名などの指定を行わなければ「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」というファイルができます。 

②証明書iOS Dev Centerへ登録します。

　※初回時のみ必要

　・iOS Dev Centerにアクセス、ログインし、右側の「Certificates,Identifiers & Profiles」」に移動します。

　・左側の「Certificates」を選択します。 

　・右上にある「＋」を選択します。

　　※開発用と配布用の証明書を作成する必要があります。

　・Developmentにある「iOS App Development」にチェックを入れます。

　・「continue」を選択します。

　・「About Creating a Certificate Signing Request (CSR)」の画面でも「continue」を選択します。

　　　画面内には証明書の作成方法が記載されています。

　・「Generate your certificate.」画面では先ほど作成した証明書を選択します。

　　※変更していなければ「デスクトップ」の「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」

　・「Your certificate is ready.」画面ではダウンロードを選択し、任意の場所に保存します。

　・次に配布用の証明書を作成したいため「AppAnother」を選択します。

　・Developmentにある「App Store and Ad Hoc」にチェックを入れます。

　　以降の処理は開発用の証明書作成時と同じです。

③AppIDの作成を行います。

　・画面左の「Identifiers」の「App IDs」を選択します。

　・右上の「＋」を選択します。

　・以下の入力を行い「continue」を選択します。

　　App ID Description

　　　　アプリ名

　　App ID Suffix

　　　　どのアプリのデバッグでも使えるようなIDを作成する場合

　　　　　　「Wildcard App ID」を選択して「Bundle ID」に「*」を入力します。

　　　　アプリ内課金やプッシュ通知を実装するアプリを開発する場合

　　　　　　「Explicit App ID」を選択して「Bundle ID」にアプリで一意の値を入力します。

　　App Services

　　　　アプリ内で実装する機能を選択します。

　・「Confirm your App ID.」画面で「Submit」を選択します。

　・「Registration complete.」画面で「Done」を選択し、作成を終了します。

 ④端末の登録を行います。

　　テストを行う端末の登録を行います。

　　端末は年間100台という制限があるそうなので気をつけてください。

　・画面左の「Devices」を選択します。

　・右上の「＋」を選択します。

　・「Register Device」の項目を入力します。

　　　Name：端末名を入力します

　　　UDID：端末のIDを入力します。

　　　　　　　iTunesやx-codeなどから確認できます。

⑤Provisioning Profileを作成します。

　・画面左の「Provisioning Profiles」を選択します。

　・右上の「＋」を選択します。

　・開発用のProfileを作成します。

　「What type of provisioning profile do you need?」画面で「iOS App Development」を選択し「continue」を選択します。

　・「Select App ID.」画面で作成したAppIDを選択します。

　・「Select certificates.」画面で作成した証明書を選択します。

　・「Select devices.」画面で登録したデバイスを選択します。

　・「Name this profile and generate.」画面でprofile名を入力します。

　・「Your provisioning profile is ready.」画面では、必要に応じて（他端末で試す場合など）ダウンロードします。

⑥証明書の登録

　・ダウンロードした２つの証明書をダブルクリックし、キーチェーンに証明書を登録します。

　　ここで登録した証明書を使用する事で、実機でのテストが可能になります。 

⑦XcodeへProvisioning Profileの登録

　・xcodeを起動し、Organizerを起動します。

　　Provisioning Profileを選択し、右下のRefreshをクリックするとProvisioning Profileが登録されます。

ここまで処理ができれば実機でテストが可能です。

プロジェクトに紐づけて実行してみてください。

※他の端末で試す場合、親となったPCの鍵情報が必要です。

　キーチェーンより鍵情報の書き出し（p12ファイル）を行い

　他端末のインストールする必要があります（ダブルクリック）。